現場ではチームワークを大切に、頭も体もフル回転

PROFILE

現場ではチームワークを大切に、頭も体もフル回転

森下賢二

2016年入社

製造加工業の営業職をへて、2016年、大同機器に入社。
現在は、スクラップ処理機械等の大型機械の修理・メンテナンスの業務に従事し、全国各地の現場を飛び回っている。

頭も体もフルに使う仕事

前職で営業として6年ほど勤めたあと、2016年に大同機器に入社しました。
全くの異業種でしたが、もともと機械をさわるのは好きだったこともあり、新たなチャレンジという感じでしたね。

入社以来ずっと、スクラップ処理機械等の修理・メンテナンスで全国を飛び回っています。
例えば、スクラップ処理機械は、使っているうちにどんどん鉄板がすり減ってしまうので、その鉄板を交換したりしますね。それから、機械は油圧といって油の力で動いているんですが、その油が流れる鉄管に穴が開いたり、錆びたりすることがあるんです。それを溶接で直したり、時には配管を新たに作り直したりもします。

修理依頼の連絡が来たら、まずは修理の道具や機材をうちの会社で用意して、トラックに積んで現場に向かいます。4トントラックに機材満載で行くこともありますね。

修理する機械は外にあることも多いので、真夏の炎天下での作業は本当にキツいし、雨の中でのずぶ濡れになりながらの作業も大変です。また、故障の原因は一つ一つが異なるので、どういうやり方で修理を進めていくか、現場で毎回考えます。体力仕事でもあるし、すごく頭を使う仕事でもありますね。

一手二手先を読み、自分で動く

例えばネジ一つ取っても、キャップボルトとか六角頭とかいろんな種類やサイズがあって、それを緩めるための道具も、締めるための道具も変わってきます。そういうことから全部一つずつ覚えていきましたね。初めのうちは、道具や機材の準備をするときも、先輩に「何を持っていったらいいですか」と聞いていました。それが、だんだん自分で何が必要かが分かるようになってきて、先輩から指示される前に「もうそれは用意してあります。これもありますよ」と言えるような状態になってくると、どんどん仕事が楽しくなってきますね。自分の成長を実感できる仕事だと思います。

体力と向上心、そして何よりチームワーク

この仕事に必要なのは、体力と向上心、そして何よりチームワークだと思います。どの現場でも最低2人、多いときには1つの現場に7~8人のチームで入ります。危険と隣り合わせの仕事なので、時には先輩から厳しい言葉が飛ぶこともあります。受け取る人によっては、それで傷つく場合もあるかもしれませんが、そのときに「教えてもらえて良かった」と受け止められたらいいですね。

後輩に仕事を教えるときには、相手が理解してくれるまで、しっかり言葉を選びながら説明します。人によって伝わりやすい言葉は違いますよね。この人にはこういう言い方をしたら分かってくれるけど、同じ言い方をしてもあの人には伝わらない。一人一人に合わせた伝え方を考えて、できる限り丁寧に指導したいですね。また、一回説明したくらいではすぐには伝わらないので、後輩がしっかり理解しているかを確認して、分かるまで何度でも伝えようと思っています。

また、大同機器は創業時から、社員に対して「家族を大切に」ということをずっと言っています。だから、休みも、家族のために取る休みであれば、前もって言っておけばかなり融通してもらえます。そういう面でも、僕にとってはとてもいい会社です。